トラノコの高値調整
トラノコを運用するにあたり、
トラノコの利点として分散投資のリスク軽減を理解し、
逆にそれが弱点となり、利回りが13%とリートに劣るリターンであることが浮き彫りになる。
リートではそんな利回りを考えていなかったが、
ここにきてリートも結局ブル株だと気づかされた。
そしてこの結果を踏まえて、トラノコを強化するべき理屈が見つかる。
ヒントになったのは三井住友銀行の投信だ。
三井住友銀行の投信では売却前提で、分配金ねん出が売りとなる。
分配金を払うための買戻し前提の売りなども取引される(その場合利回り分くらいで済む)。
私は一度、三井住友銀行で利益分(リターンのみ)だけ売却しようと考えた。
しかし三井住友は古い口数を含めて売ることを求めている。
そしてトラノコを見て気づいた。
こちらは分散なので、基準価額が増えにくい。
それを利用すると気づいた。
適材適所でリターン売却はトラノコが一番いいと判る。
ファンドのリターンには口数が含まれない。
しかしリターン分を売却すると口数が含まれる。
売却するため個別元本が必要となるからだ。
そのため10%の利益分、売却したとして
10,000円÷基準価額で基準価額の口数(小数点)が出る。
時価評価額÷自分の口数で個別元本(価額)が出る。
個別元本×自分の口数で投資額(手数料引き)が出る。
時価評価額-投資額で利益が出る。
その利益×基準価額の口数(小数点)を計算すると利回り分の口数が出て、その分だけ出金すると利回りが上がりやすい理屈がある。
もちろん基準価額はブラインド式なので、
90%程度を見込んで売ればいい。
その一連の動作をすると、売りの時点で口数が減るので個別元本が増える結論が出る。
トラノコは個別元本から利回り分を引いて、個別元本を上げるというこちらでの高値調整すると、次の個別元本上昇を促す効果がある。
個別元本が上がりにくく基準価額も上がりにくいのが分散型だと判った。
元本投資額分を残して利回りを売ることで、コツコツと積立た投資額がそのまま残り、売却した分の個別元本も上がる。
そして売却後その上昇した個別元本を元に次の利回りも成長しやすい。
トラノコはお釣り積立なので、積み立て分はしっかりと残して利回りを売却すると個別元本が上昇してファンドが成長する。
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