三井住友では高値調整をするファンドが多くある。
低い基準価額の口数は数が多く、それを売らないと基準価額は上がらない。
そのため利益が出ることで売却して買い戻すことが求められている。
1年で例えると、10,000円ずつ入金し、合計120,000円の投資額とする。
利回りが20%として144,000円となる。
計算をたとえに出したが、今回はこの計算は使わない。
前提の利回り率として確認するだけとする。
計算を無視して、例えば半分の口数を残して半分売却する。
それだけで個別元本の基準価額が上昇して、その後に買戻しとして積立を続けることで利益が見込める。
それを行うと、売却した分の口数(100と仮定して)より高値の買戻しの口数(80とかに下がる)を入れるようになる。
これにより個別元本がさらに上昇し、翌年に同じことをするとさらに売却時に個別元本が上昇する。
そして次々と買戻しの積立を繰り返すと高値調整が成立してくる。
三井住友銀行のSMBC日興証券は、銀行の投信の方が基準価額が高くハイリターンとなっている。
この理屈で相場が成り立つようなシステムを用いている。
ファンドで例えると、総口数×純資産総額で基準価額が出るが、
その基準価額がファンドの個別元本となり、
株価の下落率は、ファンドの個別元本からの計算となる。
そのためファンドが自社売りなどを進めて基準価額を上げる対策なども入りやすい。
(例えばコロナショックの報道で自社株売り対策など)
(そして今回は分配金を払うための資金でもある)
(また、償還日があるファンドが多くそれだけ基準価額が上がり償還される経緯となる)
プラス圏だと基準価額はマイナス圏のベア株や3倍株と違い、
大きくリターンとなりやすい。
ベア株や3倍株は3倍になる前の設定に絡まないと基準価額はそんなに上昇しない。
3倍株や反対株(ベア)のメリットがあるので、設定まで到達しないと効果が出ないからだ。
旅行を楽しむときはこちら
おいしいものを食べたいならこちら
オンラインを楽しみたいときはこちら